書き出し形式の違い
最終更新: 2026-08-30
変換結果は4つの形式で書き出せます。形式によって入るものが違います。特に Excel は表とグラフだけを対象にするため、それらが無い文書では中身が空になります。 ここを知らないまま書き出すと「変換に失敗した」ように見えるため、先に説明しておきます。
何がどの形式に入るか
| 内容 | Excel | Word | Markdown | JSON |
|---|---|---|---|---|
| 本文・見出し | — | ○ | ○ | ○ |
| 表 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| グラフ(読み取った数値) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 数式 | — | ○ | ○ | ○ |
| 印影の位置 | — | — | — | ○ |
| 座標(bbox)・確度 | 確度のみ | — | — | ○ |
Excel(.xlsx)
表とグラフだけを書き出します。1つの表・グラフが1枚のシートになり、 シート名にページ番号が入ります。階層のある見出し行(結合セル)はそのまま再現します。
表とグラフが40を超える文書では、タブが並びすぎて実用にならないため、「目次」「表」「グラフ」の3枚にまとめ、目次から各ブロックへ リンクで飛べる形に切り替えます。
各ブロックの先頭には確度の帯を置きます。実際に読み取った値(測定)か、 グラフの形状から推定した値(推定)か、読み取れなかったかを色で区別できます。
表もグラフも無い文書では、Excelのボタンは押せません。押せてしまうと空のファイルが出来上がるだけだからです。
Word(.docx)
本文・見出し・表・数式を、読み順のまま1つの文書にします。 そのまま編集して使う用途に向いています。 レイアウト(段組みや余白)は再現しません。取り出すのは中身です。
Markdown(.md)
Word と同じ範囲を、プレーンテキストで書き出します。 表はパイプ記法になります。差分を取りたいとき、 生成AIに読ませたいとき、他のツールに流し込みたいときに向いています。
JSON
いちばん情報が多い形式です。ブロックごとに、 種別(本文・表・グラフ・数式・印影)、ページ番号、 ページ内の座標(bbox)、確度、元のテキスト層と機械照合できた数値の割合まで含みます。
自分でプログラムから扱うとき、どのページのどこから取れた値かを追跡したいときは この形式を使ってください。
確度の表示について
どの形式でも、読み取った値と推定値を混ぜて出しません。
- 測定 — 文書に書かれている値を読み取ったもの
- 推定 — 数値ラベルの無いグラフから、形状をもとに推定したもの
- 読み取り不可 — 判断できなかったもの。空欄にせず、そう表示します
うまく変換できないもの
次のものは正確に変換できません。ご購入の前に画面でお知らせします。
- 数値のラベルが無いグラフ — 形状からの推定値になります
- 複数のグラフが1つの図として並んでいるもの — 対象外です
- 手書きのみで構成された文書